公務員を辞めたら、人生終わり? → 上場企業に転職できた私の話①

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本日も公務おつかれさま!
辞めたい公務員だった、ねここです。

今日から全5回で、公務員から上場企業へ転職した私の体験談を綴っていこうと思う。

1回目の今回は…

目次

「安定してるはずなのに苦しかった」公務員3年目のモヤモヤ

抱えた違和感

「このままでいいのかな」

公務員3年目を迎えて、強烈にそう感じるようになった。

きっかけは、異動の内示。

中途採用の私は、前職のキャリアや経験を考慮された部署に配属され、
期待に応えねば!と、がむしゃらになって2年間働いてきた。

自分で言うのもおこがましいけど、
行動力と決断力を遺憾なく発揮して、
持ち前の人当たりの良さも最大限活かして、
バリバリと、それこそ音が出るくらい、業務に邁進してきたつもり。

市長の思い付き、という大きなプロジェクトに巻き込まれ、無理難題を無理やり解決しながらしゃかりきになって働き、
私と仕事をしたい、と言ってくれる企業さんや地域住民の方にも恵まれた2年間だった。

異動の内示は突然に

今後も、この業務に邁進していく!と意気揚々と爆走していた私に、
まさかの異動の内示。

縁もゆかりもない、管理系の部署への異動が言い渡されたのだった。

私のいた市役所は、10年3課、なんて慣例もあって、
若手のうちは、いろんな部署を経験させて、ゼネラリストを育成するのが良しとされている。
だけど、まさかキャリア採用の自分が異動するとは考えてもいなかったので、まさに青天の霹靂

このままでいいのかな…

仕事って、1日の3分の1以上もの時間を費やすのに、
情熱を持てない業務に携わって、私の人生、これでいいんだろうか…

  • 住民対応、
  • 会議資料の作成、
  • 土地や建物の管理…

いつから続いてるんだかわからないくらい古代から続く前例踏襲の事務。

定例業務の連続で、考えなくてもいいけど、刺激はない。

このままでいいのかな…

「苦しさ」が募る日々

書庫に並ぶ簿冊の山や、
根っこが生えてそうなくらい長らくその職場に馴染む古参の職員を目にするたび、

私も、いずれ、このかび臭い庁舎の風景と化してしまうのではないか…

危機感恐怖を抱くように。

もしかしたら庁舎が超絶おしゃれで、
ハンモックやらヨギボーやらあるGAFA系おしゃれで無意味空間搭載型だったら、
私の危機感と恐怖は緩和されていたかもしれない。

でも、あの、

私もいつかここで黴が生えるのでは…

という言いようのない絶望感を毎日感じるのは、とてもツラかった。

「将来も安心でしょ」
「安定してるじゃん」

私にとって一番身近なパートナーや親は、そう言って慰めてくれはするものの、
そうじゃないんだよ、と反発する気持ちも育っていって。
私の中では日に日に「苦しさ」が募っていったんだ。

仕事の意味が見つけられなかった

  • この業務、本当に必要?
  • なんで私は、この住民の「ご意見」を伺うために何時間も対応してるの?
  • 身内のはずなのに足並み揃えられないって、市として動く意味ある?

そんな疑問を抱えながらの公務員3年目。
日々をなんとかやり過ごしていた、公務員3年目。

もっと効率的にしたらいいのに、と思うことも多々ある。
だけど、行政の変革のスピードってびっくりするくらいゆっくり。
なにかを変えたくても、

来年度の予算要求はもう終わったから、
来年の予算要求時期までに企画して、再来年度から…

ってスケジュール感、公務員なら誰しも共感してくれるんじゃないでしょうか。

激変が必要だ!補正予算に突っ込め!

なんてカロリーの高い戦い方は、誰もしない。
来年度に自分が担当するかわからない業務のために、そんなに頑張れないよね。

それから、根本的な構造も、なんだか苦しかった。

誰もが取り残されないための施策を求められるのが公務である以上、
どんな施策を考えても、どこかぼんやりしたものになる。
結局、どんなに頑張っても、誰かが喜ぶ顔を具体的に想像できなかった。

市という大きなものを動かしていく以上、仕方のないことだけど、
無力感を抱えながらの業務が、 私の中に、じわじわと「苦しさ」を育てていくのを感じる日々。

愚痴のオンパレード

悩みを抱えているのは私だけなのかと思いきや、
同僚とごはんに行けば、愚痴のオンパレード。

住民対応の最前線で闘う部署の同僚や、
終わらないほど膨大な書類仕事に追われる同僚…

誰もが効率化を願い、
自分の仕事の意義に疑問を持っていた。

中には、追い詰められて心身を病み休職せざるを得なかった同僚も。

でも、その不満を行動に変えている同僚は皆無だった。

結局みんな、

でも働かなくちゃならないし…

と言って職場に戻っていく。

心身を病んだ同僚でさえ、
そうやって、休職前と何も変わっていない職場に戻った姿を見て、戦慄したのを覚えている。

だからこそ、

「辞めたい」

と思った時に、自分が社会からはみ出してしまったように感じたんだ。

第2回へ続く

置かれた場所で咲くよりも、咲ける場所を探したい

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