
本日も公務おつかれさま。
辞めたい公務員だった、ねここです。
アラフォーで市役所を辞め、いまは上場企業で働いています。
ねここのひとりごと。
市役所で働いていたときのこと。
私は観光関連の部署ということもあり、土日の出勤はわりと多い方だった。
休日、イベントを開催して夕方帰ってくるときに、庁舎を見上げると、いろんなフロアの電気がぽつりぽつりと点いてるのが見える。
お休みの日なのに、休日出勤してる人がこんだけ多いんだなぁ…
今の時期なら、エアコンもつけず、
着込んで寒さに震えながら、
自分のデスクの上の電気だけを点けて。
残業とか休日出勤のことは、またいずれしっかり書きたいけど、今日はその中にいる人のこと。
同じ課のちがう係に在籍していた女性のことを思い出している。
観光部署って花形のように思われがちだし、華やかな面もきっとあるが、
それより特筆すべきは、その激務っぷりだ。
彼女も、平日は、激務に巻き込まれながら、
お子さんのお迎えや行事や体調不良を、旦那さんと調整しながら回している様子だった。
でも、平日の残業はなかなかできないし、急なお休みや早退もあったりする。
そんな時でも、自分で抱えてる仕事は自分でやるしかない。
だから、彼女の姿は、休日の庁舎にいつもあった。
平日進められなかった業務を、
土日にひっそりと出勤して片づける。
薄暗いフロアの片隅で、ひとつだけ電気をつけて、ダウンジャケットを着たままパソコンに向かう彼女の姿を、何度も見た。
私も稀に、残務処理的休日出勤をすることがあったが、
そんな時、彼女は休日出勤の達人として、休日は給湯室のお湯が出ないことや近くのコンビニが営業していないことなどを教えてくれた。
疲れたタイミングでお菓子を交換し合ったり、
一息ついて、コーヒーを淹れ合ったりしたこともある。
そんな彼女が、一度だけ、
今日ね、出がけに、息子が泣いちゃったんだ。ママはいつも家にいないって…
そんな息子を置いてここに来て、私なにやってんだろ…
って静かに呟いた言葉が忘れられない。
私はなにも答えてあげられなかった。
今だって、どんな言葉を言ってあげられるのか、わからない。
ただ、膨大な量の業務を抱えて、
自分の時間、家族の時間を犠牲にして、その業務に従事する人がいる。
地方自治が円滑に為されているように見えるのは、
こういった職員個人の負担の上に成り立っている面も往々にしてある。
それを見て見ぬふりをしながら走り続ける組織。
絶対になにかが間違っている。
そんなことを思い出した。
公務員を叩きたがる人は、
その中にいる人の犠牲・負担まで目をこらして想像できるといいね。
今日も最後まで読んでくれてありがとう。
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